Masao "Mike" Okamoto, AIA
アーキテクトの独り言ページ

「Catch-22」の世界・・・

会話の中で Catch-22 という言い回しが良く使われる。なんでも、ジョセフ・ヘラーという人の小説の題(1961年)で、映画にもなったらしい。そもそもこのCatch-22とは米国陸軍航空隊の軍規の22項に基づくものらしい。爆撃に参加したくない兵隊が、この22項によって爆撃機搭乗を回避できるとおもったらしい。この22項によると「狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。」とある。ただし、続きがあって、「自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認め られない」という文章も加えられており、したがって、どうにもならない状況を示す言い回しである。似たような表現で Chicken and Egg も使われる。もちろん、これは日本の「鶏が先か卵が先か」に当たる表現でループに陥ってしまった状態。シンプルな表現では I am stuck! どうしようも無いので、勝手にしてヨッ!というのは I am a dead meat! つまり、まな板の鯉。

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