アーキテクトの独り言ページ |
私の年代のものはビートルズの出現にショックを覚えた年代だろう。そして、それは教科書以外の英語との出会いでもあった。自らの意思で英語を覚えたいと思った。そして、ビートルズの歌を口ずさみたい・・・と。
カタカナで覚えるビートルズの歌詞は歌のスピードに追いついていけない! 今でも良く覚えている歌詞でアイ シュド ハブ ノウン ベター ウィズ ア ガール ライク ユウというのがどうしてもメロディーに乗らなかった。私の場合にはこの状態でアメリカに来て英語との格闘が始まり、毎日カタカナで覚えたビートルズの歌詞を必要に応じて主語を変え、動詞を変え、目的語を変え、日常会話を構成していったわけだ。そして、上記のどうしてもメロディーに乗らなかった歌詞も母音と子音の強弱を身につけることで何とか歌えるようになった。
そこで、中学の英語の恩師に「学校で教わった英語はまったく役にたっていません!」などと手紙を書き、恩師の英語教育への情熱をへしおり、恩師は音楽の先生に鞍替えしてしまった。この件は自分として非常に反省している。なぜかと言えば、その恩師こそ英語を丸覚えして、主語、動詞、目的語等を取り替えながら練習しろ!と繰り返し我々に教えてくれていたからである。
ところで、今でもわからないのが I want to hold your hand が何故「抱きしめたい!」になったのか?